King of Cool




3/24はスティーブ・マックイーンの誕生日でした。

画像は1968年公開「ブリット」のオフショットですね。
後ろは恋人役で出演したジャクリーン・ビセットです。
お美しい。靴はマックイーンの代名詞マッドガード。
私も好きで四足持っています。

当店では取り扱いがないので詳しくは避けますが、サングラスはマックイーンの愛用した
ペルソールですね。映画本編ではなぜか一度もかけているシーンが登場しません。

マックイーン扮する寡黙な刑事役フランク・ブリットがシンジケートに命を狙われて、、という
割と平凡なストーリーながらも、マックイーンやジャクリーン・ビセット、それからこちらも名俳優
ロバート・ヴォーンがとにかくスタイリッシュで大好きな映画です。

日本では何故かマックイーン=大脱走という、要はアメカジの括りで語られる事が多い気がしますが
個人的にマックイーンの代表作といえば、この「ブリット」か「華麗なる賭け」だと思ってます。

私はマックイーンとこの映画に影響され過ぎて、バルマカーンコートの襟をちょこっと立て(マックイーン折り)たり、肌が弱くてウールのチクチクが全くダメなのに半泣きしながらツイードジャケットを着ています。
襟は年配のお客さんに街で会うと、ちょくちょく「荒木さん襟が立ってるよ!」って指摘されるんですけどね。
いやいやわざとですからっていうのも恥ずかしいので、素直に「ありがとうございますぅ」って言ってます。

あと16の頃からズボンの丈がツンツルテンなのは、マックイーンとアイビーリーガーの影響です。



見てください、このカッコよさ。

スカーフの巻き方はこの写真の影響で全く同じにしています。

そんなマックイーンも1970年代に入りますと、世のヒッピー文化の影響でフレアパンツを履いたり、
チャンピオンベルト?っていう位バカでかいバックルのベルトをしたり、ちょっと好みからはズレて
いくんですけどね。

やっぱり60年代が完成されていますね。日本人で対抗できるのは三船敏郎か高倉健しかいないでしょうね。

ちなみにチャドっていう息子がいるんですけど、なんかこう違うんですよね。
チャドそうじゃないだろ、もっとこう、おい分かるだろう!って飲むといつも愚痴ります。

ごめんチャド。

正直マックイーンの事でしたらずっと話していられますが、気持ち悪がられるのでこのへんで。
では、また。

店主